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世界史は数学でできている
世界史は数学でできている
難易度:★★★
ジャンル:サイエンス
暦を作る。これが天文のはじまりです。そして、暦を作るということは、時間という概念を作ったとも言えるかもしれません。暦も時間も「数字」がないと表現することができません。
数学という概念があるからこそ、天文学がある。
そういうことに気づける本。
本書は、数学という概念のスタートから転換点における数学の重要性を教えてくれます。
難しい数式などは、出てきません。数学と世界の歴史の関係性を知ることができる歴史書に近いジャンル。
その中で、数学は天文学と深い関係があることを知ることができます。昔の天文学者は数学にも精通していた人が多かったですから・・・
数学って学ぶ意味ある?とは、学生時代によくある疑問です。
でも、数学がないとこの世が成り立たない部分は、めちゃくちゃあります。当たり前すぎてそのことにすら気づけない。空気みたいな存在。それが数学。
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第1章 「数学」はどのように生み出されたのか
・「万物は数なり」──ピタゴラスは世界をどう見ていたのか
・「数」がない時代──人びとはどのように暮らしていたのか
・「数える」が文明に革命を起こした
・「ゼロ」が科学から思想まで、世界の常識を一変させた
・さまざまな「記号」が数学を普及させて世界を発展させた
・「数式」が数学だけでなく科学全般を発展させた
第2章「時間」と「天文」を捉えた数学
・自然という書物は数学の言葉で書かれている──ガリレオは世界をどう変えたのか
・時間のはじまり──月と太陽を見つめ「より正確な暦」を作った古代メソポタミア
・星の動きへの関心──「天動説」の影で解像度を上げて行く「地動説」
・近代科学の眼差しは、より正確な時間の定義へと向けられる
第3章 「地球の姿」を解明した数学
・初めて地球の大きさを測ったエラトステネスの測量
・古代エジプト文明を発展させた「測る」技術
・大航海時代の始まりにあった「地動説(地球球体説)」への誤解
・地図の「使いやすさ」と「正確さ」を統合させた「メルカトル図法」
・江戸時代に世界最高レベルの地図を作成した伊能忠敬
・世界共通の単位で「測る」を可能にした数学
第4章 「美しさ」は数学でできている
・「美しさ」とは何なのか──この世界を鑑賞するための「数学的な美しがり方」
・芸術の探求と「美しさ」の理論化は併走してきた
・古代数学の「内外比」はなぜ現代の美の基準「黄金比」となったのか
・「ルネサンス」は芸術と数学のリスタートとなった
・日本の伝統デザインに隠された数学的要素
第5章 「繁栄と格差」を生みだした数学
・「数学は、結局、何の役に立つの?」──数学はなぜ必要とされたのか
・権力が必要とした数学と「数学の民主化」を実現した人びと
・貨幣の「単位」が社会を変え商人たちを古い権力から独立させた
・確率論が生んだ「合理性」で未来の予測が可能になった
第6章 「戦争」は数学を求める
・「戦争の要請」に数学は応えてきた
・戦争における暗号の発展と数学の関わり
・ナポレオンは数学で戦争の姿を変えた
・「戦争に勝つ」ための戦略が、戦後はビジネスの戦略として注目
(目次:Amazonより引用)
