オンラインサロン「ホシアソビの学校」のいまから

いま「宙わたる教室」というドラマがNHKで放送されています。

原作小説ありの素晴らしい学園ドラマです。

 

東京・新宿にある都立高校の定時制に集った、

さまざまな事情を抱えた生徒たち。

彼らは「科学部」を結成し、

「火星のクレーター」を再現する実験をはじめた。

煌々と明かりが灯った夜の教室で、小さな奇跡が起きる

（原作小説　紹介文）

 

表紙の赤い星は、きっと火星。

話の至る所に、火星がいます。

 

火星は、地球のお隣の小さな星。

地球よりだいぶ小さい星です。

 

いちばん近くて、大地があって、うっすら大気がある。

平均気温も、南極の寒いところレベル。

 

同じお隣の金星は、硫酸の雲に覆われて、二酸化炭素の温室効果によって平均気温が４６０度。揚げ物するときの油とか、ホットプレートが２００度前後って考えるとえぐさがよくわかる（あと気圧もやばい）

 

火星と金星、どちらがワンチャン住めそうかって言われたら。。。

火星になるよね、、どう考えても。

 

ちなみに、土星・木星はガス惑星なので大地がない。

 

そんな火星を軸に、定時制に通う生徒たちと先生が科学部で「学ぶ楽しさ」を知っていく。その中に、小さな奇跡と、ラストに待ってる大きな奇跡。

原作も素晴らしいし、ドラマはオリジナルストーリーが入っているのだけど、原作の世界観を大切にして、ひろげている。文字で読んでいた科学実験がビジュアルで見れるのもうれしい。そして俳優陣の演技に泣きっぱなし。

 

後世に残していいドラマよ。金八先生レベルに。

たくさんの学園ドラマはあるけど、学ぶことが楽しくなってくるという側面を見せてくれることって希有な気がしました。だって「勉強よりもたいせつなことあるもん」って感じのドラマが多かったもん。

 

たしかに、興味のないことを勉強するのは苦行。

でも、好奇心が刺激されて、興味のあることに対して「知りたい」欲を追求していくことって本当に楽しい。

 

学ぶってそうだよねって。

そのなかで、印象に残った年輩の生徒。

ドラマではイッセー尾形さんが演じられてて、それを見て思いました。

 

どんな年齢でも関係ない。学びたい。

 

私が主催する天体観望会を、サポートしてくれるのは年輩の男性が多い。そして、そういう方々は「学ぶ」「観察する」「とことん突き詰める」ことに夢中になっているんですよね。

 

星空案内人として活動している方は、特にアグレッシブなんだと思う。でも、ただ学びたい、子供の頃の憧れだった学問をかじりたいと思うけど、、、って、でも行動できない方もきっとたくさんいるはずで。

 

もしかしたら「ホシアソビの学校」は、そういう方に来てもらって、立ち上がっていくのがいいのかもしれないなって思いました。

 

その方が、自分の中で「しっくり」きてる。

コンセプト組立なおしていくけれど、０からのスタート会員になってくれる方がいたらいいな。

 

まなぶたのしさ、好奇心がキラキラし続ける人生。

そういう場にできればいいのかな。

 

そんな方向で、コンセプトを考えていきたいと思っています。

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