専門家は、どんなふうに本を読んでいるんだろう?
2026/03/11
専門家の読書法や情報の集め方って、ちょっと気になりませんか?
星空案内人スキルアップコミュニティの勉強会にて、平塚市博物館の学芸員・塚田健さんに、読書や情報収集についてお話をうかがいました。
塚田さんの読書について
塚田さんは、だいたい毎月4~5冊の本と論文を読んでいるそうです。
天文分野の本は、雑誌の書評用に3冊ほど
それとは別に、もう1冊ほど
そして、仕事とは関係なく、自分の趣味として読む本もあります。歴史の本がお好きだそうです。
通勤中の電車では、気楽に楽しめる好きな本を。
自宅では、じっくり考えながら天文の本を読む――
場所や時間によって、読み方を変えているところが印象的でした。
天文の本は書評を書くために読むことも多いため、
「この本のどこが面白いかな?」
「どの部分をおすすめできるかな?」
という視点で読んでいるそうです。
お勧めするために読む(アウトプット読書)
雑誌に掲載する書評は、1冊につき300~400文字ほど。
本を読みながら、
どんな情報が書いてあったか
どこが一番よかったか
を考えて、それをメモをしながら読んでいるそうです。
この「アウトプット」は、大切なことだと感じます。
雑誌には掲載されなくても、SNSやブログで感想を少し書いてみる。アウトプットをすることで、自分自身の知識が補強されます。書評のための読書、真似してみてもいいかもしれませんね。
本以外からの情報収集
本以外の情報は、インターネットやSNSから集めているそうです。
特に、ロケットの打ち上げが中止になったなどの最新情報は、X(旧Twitter)などの公式アカウントが一番早いとのこと。
プラネタリウムで解説をする立場として、
「今、何が起きているか」を知っておくことはとても大切。
そのため、ニュースサイトやSNSは1日に2~3回、時間を決めてチェックしているそうです。
読書は、特別な人のものじゃない
お話を聞いていて、
仕事として読むときと、趣味として読むときで、本との向き合い方をはっきり切り替えている
ということがよく分かりました。
また、ネットやSNSも、だらだら見るのではなく、
「必要な時間だけ、効率よく使う」
というメリハリを大切にしているのが印象的でした。
専門家といっても、特別なことをしているわけではなく、
「読む」「考える」「少し発信する」
その積み重ねなのだと感じました。
「まずは1冊、気になった本を読んでみる」
そんな一歩からでも、十分なのかもしれません。
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📝 執筆担当:伊藤うらら
(WhitePiece代表/星のソムリエ/星空イベントコンサルタント)
北神戸を中心に、天体観望会、ロケット教室などを企画・運営・講師をしています。
これまでに、のべ2000人超の方々が星や宇宙を楽しんでいます。
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