彩
2025/10/17
頭を挙げるだけで自然と眼に映る天の宝玉図を知らずじまいにすることは、人間の享け得る幸福をむざと捨てることだ ー野尻抱影
忙しいとは心を亡くすと書く。とは、有名な話。
春から初秋まで、私は激務だった。仕事に対しては、タスク量が多すぎて頭が回らず、抜け漏れが頻発。やることが雑になり、やりたくないことに目をつむることも多かった。
家事をしていると「もういややー!」って毎日のように心が叫んでいた気がする。
たいぶヤバい状況で半年ほど走り抜けた。
やっと仕事が落ち着き、改めて思う。
わたしは、自分のために星を見た日が、どれだけあっただろうか。
天文現象やイベントとして星や月と向き合う機会は多いが、自分のために頭をあげ、星たちを味わった日がほぼなかったと気づく。さらに心がすり減ると、感性がすり減る。
星を見るだけで、人は幸福を味わえるの?
そんなことさえ思えてくる。
ガチガチに凝り固まる筋肉のように、自分の心が動かなくなっていた証拠だ。
「美しいな」「うれしいな」「ありがとう」
そういった小さな気持ちを積み重ねることで、日々の豊かさを味わい、感じることができる。
その積み重ねが、感性を磨き自分自身の内なる世界をカラフルにできると野尻抱影は言っている。
頭を挙げるだけの小さな動作で感じる「美しい」を積み重ねていくことで、自分の心をカラフルにできる。
モノクロの心より、カラフルの方が好き?
カラフルな心が好みなら、星を見て心をほぐし、小さな幸福の味わいを静かに積み重ねてみるといいかも。
先人の言葉は深い。
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📝 執筆担当:伊藤うらら
(WhitePiece代表/星のソムリエ/星空イベントコンサルタント)
北神戸を中心に、天体観望会、ロケット教室などを企画・運営・講師をしています。
これまでに、のべ2000人超の方々が星や宇宙を楽しんでいます。
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