【読む宇宙】自由研究は「すごい発見」をしなくてもいい
2026/05/07
子どもの頃、自由研究は少し苦手な宿題でした。 読書感想文と並んで、「何をすればいいのかわからない」と感じていたからです。
どちらも「やり方がわからない」「何の価値があるのか?」が分からなかったことが大きな理由にあるかもしれません。
特に自由研究といえば、私には思い込みがありました。 テレビで見るスーパー小学生や、学者の研究の印象があったからです。
- すごい発見をしなきゃいけない
- プロみたいな結果を出さなきゃいけない
そうした固定観念がありました。 でも、改めて「自由研究って何だろう?」と調べてみると、大切なことは全然違うと知りました。
- 自分なりの「なんで?」を見つける
- 仮説を立てる
- 試す・比べる・考える
- 自分の言葉でまとめる
自由研究で大切なのは、こうした「考える過程」なのだと思います。 それは、世界を「なんでだろう?」と見つめる練習でもあります。
自由研究は、ゼロから考えようとすると難しい。
だからおすすめしたいのが「追体験」というやり方です。 誰かの発見や研究を、自分でも実際にたどってみる方法です。
人は「答えを聞く」より「自分で考えたプロセス」の方が深く記憶に残ります。
例えば、工作望遠鏡は、ガリレオ・ガリレイが当時天体観測に使っていたものに近いスペックです。
そのため、ガリレオ・ガリレイが発見した「月のクレーター」「木星の衛星」などを観察することができます。
ガリレオが、どのような気持ちで空に望遠鏡を向けたのか? 月のクレーターを見つけた時、どんな気持ちだったのか?
それらは、本で読んで知る時と、実際に望遠鏡をのぞいて確かめた時で大きく印象が変わると思います。
それはきっとガリレオの思考をたどる行為。
知性・感性を育てる行為なのかもしれません。
自由研究。まっさらなものから考えるのは難しい。 まずは「追体験」をしてみる。
それが、とてもおすすめです。
次につながる問い
- 自分でも「やってみたい」と思える追体験には何があるだろう?
- 身の回りで「なんで?」と思うことはあるだろうか?
- もし自分がガリレオなら、何を確かめてみたくなるだろう?
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📝 執筆担当:伊藤うらら
(WhitePiece代表/星のソムリエ/星空イベントコンサルタント)
北神戸を中心に、天体観望会、ロケット教室などを企画・運営・講師をしています。
これまでに、のべ2000人超の方々が星や宇宙を楽しんでいます。
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