【読む宇宙】はやぶさ2は、まだ旅の途中にいる ― 次のミッションと地球防衛の話
2026/04/24
「はやぶさ2」旅立ち2(©池下章裕)
はやぶさ2はメインミッションを終えたあとも、半分近く燃料が残っていて、まだ十分に活動できる状態でした。そのため、新しいミッションにも挑戦しています。
1つ目は今年7月に行われる、小惑星トリフネへのフライバイです。(通り過ぎる瞬間に観測する) その後、最終目的地である1998KY26という小惑星にたどり着き、情報を集めます。
この1998KY26という小惑星は、とても小さく、しかも自転がとても速い特徴があります。大きさは国内線の飛行機ほどです。
(小惑星イトカワの直径が約540m、小惑星リュウグウの直径は約900mあります)
小さすぎる天体は暗いため、地球からは観測しづらく、どのような振る舞いをしているかよくわかっていません。
でもこのサイズの小惑星は100〜1000年に1度の頻度で地球に落ちてくるそうです。そのため、小惑星1998KY26を調査することは、地球を守るための知識を得ることにつながります。
地球を守るための研究。これを「Planetary Defense(プラネタリーディフェンス)」と呼ぶそうです。はやぶさ2が地球防衛隊になってると思うと、グッとかっこよさが増しますね。
この小惑星1998KY26への到着は、2031年の予定です。
次につながる問い
- なぜPlanetary Defenseにつながる調査が選ばれたんだろう?
- 到着まで、はやぶさ2は元気に航行できる?
- 小惑星1998KY26に到着したらどんな観察をするんだろう?
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📝 執筆担当:伊藤うらら
(WhitePiece代表/星のソムリエ/星空イベントコンサルタント)
北神戸を中心に、天体観望会、ロケット教室などを企画・運営・講師をしています。
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