「わたしは何をすればいい?」天体観望会の防災マニュアルづくりで学んだこと
2026/06/01
「観望会中に、緊急地震速報が鳴って焦りました」
そんな体験談がきっかけで、StarGuideLaboの定例会では 防災マニュアルづくりについて話し合うことになりました。
全国から集まるメンバーの中には、地震そのものに強い不安を感じる方もいらっしゃいます。そうでなくても、突然の地震に直面すると、誰でも冷静な判断が難しくなると言われています。
メンバーとChatGPTを交えて地震対策についてディスカッションが進みました。メンバーそれぞれの経験や、観望会の運営状況を共有しながら話し合いが進みました。
安全管理について考えていく中で、「地震発生時にどうするか」を考えがちです。
でも話し合う中で、大切なのは「誰が何を判断するか」を決めておくことだと気づきました。
そうじゃないと、スタッフが状況を見ながら動こうと思っても迷ってしまう。それが大きな発見でした。
判断する人と動く人の役割を分けておくことで、スタッフは自分の役割に集中できます。それが結果的に、参加者の安心にもつながるのだと思いました。
その視点で考えると、「わたしは何をすればいい?」が明確であることが、安心して行動するために大切なのだと思います。これは観望会だけでなく、学校行事や地域イベントなどでも同じかもしれません。
地震マニュアルを作成するにあたってのポイント
- 統括責任者(考えて判断する人)とスタッフ(動く人)での役割を明確に分ける
- 会場によってリスクが違うので、対応が変わる
- 地震後の状況確認のチェックリストが必要
- 中止判断基準を決めておくこと
- 避難場所や誘導経路、AEDを把握する
- 救急車を呼ぶときの住所の把握
- 急病人が発生した時の初動対応(施設側への連携など)
- 緊急連絡先リスト作成
スタッフとして、地震発生時にかける言葉はいくつも思い浮かびます。
「しゃがんでください」
「建物から離れてください」
「落ち着いてください」
伝えたいことがたくさんあるからこそ、「どれを言おう?」と混乱して声が出てこなくなる。 だから1つだけ、これを言おうを自分の中で決めておくことが大切かなと思います。
「今日のお月様、きれいだったね」
参加者の嬉しい言葉の裏側で、
スタッフたちが
「無事に終わって良かったね」
と、言えるように
「ここまでするの?」と思うくらい準備しておいて、ちょうど良いと思います。
StarGuideLaboでは、ChatGPTがまとめた防災マニュアル(管理者版・スタッフ版・会場別リスクリスト・声掛けアナウンス集)を共有しました。メンバーそれぞれの観望会で、活用してもらえたらと思います。
防災マニュアルというと大げさに聞こえるかもしれません。でも、「自分は何をするか」を一度考えておくだけでも違うのかもしれません。

