ガリレオは、星の『違い』を見ていた
2026/07/10
木星やその近くの恒星の大きさの変化が全く認められない時でも、メディチ星は大きくなる、あるいはちいさくなるのが見られるからである。(引用 星界の報告:ガリレオ・ガリレイ著)
※メディチ星とは木星の衛星(ガリレオ衛星)のこと
天体望遠鏡をのぞいた時に、いつも「きれい~」で終わってしまう。
星の大きさの変化に気づいたことはありませんでした。
もちろん実際の大きさではなく、望遠鏡越しに見える印象の違いです。
しかし、ガリレオ・ガリレイは違いました。
木星の近くに見えていた星が、恒星とは違う動きをしていることに気づきました。
ガリレオは数日間、その配置を詳しくスケッチしました。すると、それらの星は木星からあまり離れず、動きにも規則性があることに気づきました。そして、木星の周りを回る天体だと結論づけました。
私が驚いたのは、ガリレオがそれぞれの星の大きさの違いまで見分けていたこと。
位置の変化だけでなく、大きさの違いにも気づいていました。
ガリレオは、それぞれの星を「ただの点」ではなく、一つひとつ違う存在として見ていたのかもしれません。
ガリレオ衛星の位置関係の変化は、天文サイトで知ることができます。(2026年の後半は、木星観察は明け方になります)
現在の工作望遠鏡は、当時のガリレオが使用していた望遠鏡の追体験ができる性能があります。
ガリレオが自分で望遠鏡を作り、ていねいに星たちを観察したことを追体験すると、同じ夜空でも少し違って見えてくるかもしれません。
あなたは、どう感じるでしょうか。
私はそれを知りたいです。

