【読む宇宙】その石、どこから来たの? ーはやぶさ2から考える自由研究のはじめ方ー
2026/04/22
「はやぶさ2」タッチダウン1:初期バージョン(©池下章裕)
夏休みの自由研究。
「何をやればいいんだろう」と考えただけで、少し身構えてしまうことはありませんか。
実は、それはあなただけではありません。
「自由研究とは何か?」を教えてもらったことがない私は、子どものころ「自分だけの発見をしなければならない」と思い込み、必要以上にハードルを上げていました。そして、どうしたらいいか分からず、投げ出してしまうこともありました。
この記事では、 「自由研究って、そもそも何なのか?」を、 あらためて一緒に考えてみます。
今の私の結論は、こうです。
自由研究とは、自分だけの問いを立てること。
それによって、「知識として知る世界」「ただ見るだけの世界」が、「実感できる世界」「自分ごとになる世界」に変わっていきます。
世間的に新しい発見をする必要はなくて、自分だけの新しい発見であれば良いのです。
✅ 自分なりの「なんで?」を見つける
✅ 仮説を立てる
✅ 試す・比べる・考える
✅ 自分の言葉でまとめる
「石があるなあ」から
「この石はどこからきたの?」 「どうして、この石で宇宙のことがわかるの?」
そうした問いを持つことで、「自分にとっての意味」が生まれます。
ただの流れていく情報だったものが、 自分の中で深く残る経験に変わっていきます。
それは、「自分で考えて分かった」という感覚につながり、 「自分にもできた」「考えるって面白い」という気持ちを育ててくれると思います。
実は、こうした「問い」を考えるための材料は、身近にあります。 JAXAでは、はやぶさ2が取得した撮影データなどを一般公開しています。
プロはどんな問いを立てて研究しているの?という視点で、プロの論文を読んでみるのも良いかもしれません。
自分の中にある、小惑星リュウグウへの「問い」を、自らデータを見ながら紐解いてみませんか?
自由研究に向いた問い
- 小惑星リュウグウの石と地球の石って何が違うの?
- この粒子は何億年前にできたの?
- もし自分がJAXAの研究者だったらどう考える?
- このデータから何を疑う?」
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📝 執筆担当:伊藤うらら
(WhitePiece代表/星のソムリエ/星空イベントコンサルタント)
北神戸を中心に、天体観望会、ロケット教室などを企画・運営・講師をしています。
これまでに、のべ2000人超の方々が星や宇宙を楽しんでいます。
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