おもちゃが月へ行った! SORA-Qと楽しむ、日本の月探査
2026/09/07
SORA-Qが月面に降り立ったのは2024年。
それから2年が経ちますが、オンライン習い事「ハイファイ」の授業で取り上げます。
SORA-Qとは、JAXAがタカラトミーなどと共同開発した月面ロボットです。
トミカやプラレールなど、子どもたちに馴染みのあるおもちゃメーカーが開発に加わっていることが、今回のテーマにした理由のひとつです。
野球ボールほどのサイズの丸っこい球体が、月面に到達するとパカッと開いてカメラで撮影できるロボットに変身する。カメラを守っていた球体の一部が、月面では車輪として働きます。
パーツを増やすことなく、形を変えて動く。
この部分がタカラトミーが培った、おもちゃ技術。変形・合体するロボットを思い出します。
宇宙へロボットを持っていくには、軽量化という大きな課題があります。SORA-Qがすごいのは、ひとつのパーツがカメラを守るプロテクターと月面を走る車輪という2つの役割を担うこと。
地球の自動車と同じような車輪だけでは、月面を走ることは簡単ではありません。それは月面がレゴリスと呼ばれる細かな砂や岩石の粒などに覆われ、でこぼこしているからです。SORA-Qの走り方には、月面を動くための工夫がたくさんあります。
タカラトミーがおもちゃメーカーとして培った技術が、宇宙開発に役立つ。
そんな時代になりました。
宇宙とは関係ないお仕事も、もしかしたらその専門性が宇宙に役立つかもしれない。それはきっと、ちょっとしたアイデアから生まれるかもしれませんね。
そういった発想って、日本人は得意なんじゃないかな。そんなことを思います。
さて、子どもたちに向けてはSORA-Qのミッションを伝えながら、月の砂(レゴリス)の様子を見てもらう予定。
「月面のSORA-Qを自分が操作できるとしたら、何を調べたい?」そんなことを聞いてみたい。

