10月はMMX祭り! 火星の月へ、約5年の大冒険
2026/10/09
中学生向けのコベカツ宇宙・天文部「ホシアソビの学校」、未就学児・小学校低学年向けのオンライン習い事サブスク「ハイファイ」で先生をしています。
それぞれの年齢や興味に合わせて、宇宙の面白さを伝えています。今月はどちらも火星・火星衛星探査機MMXをフィーチャーします。
今月、MMXが宇宙へ旅立つからです。
MMXは火星圏へ向かい、火星の衛星を調査してサンプルを採取し、地球へ帰ってきます。約5年にわたるミッションです。
火星圏からのサンプルリターンは、まだ実績がありません。また、アメリカ、フランス、ドイツなど海外のチームも協力する、日本主導の国際共同ミッションです。
「はやぶさ」「はやぶさ2」で培われたサンプルリターンの技術を活かし、さらに新しい技術にもチャレンジしています。
そして、火星自身ではなく、火星のお月様であるフォボスを調査します。フォボスは、火星への巨大な天体衝突で生まれたのか、それとも小惑星が火星の重力に捕まったのか。その起源はまだ分かっていません。フォボスを調べることは、火星圏がどのように形成され、進化してきたのか、その謎を解く手がかりになると期待されています。それは、太陽系の成り立ちにも関わる壮大な謎に近づける可能性があるということ。
ワクワクしまくりのミッションです。
これまで日本が培った技術と、海外の得意分野を掛け合わせることで成り立つ壮大なミッション。探査を実現する技術と、探査によって解き明かしたい科学の謎。その両方をコベカツ天文部では探究していく予定です。
そしてちびっ子たちには、MMXの壮大な旅を応援してもらえるようなストーリーでお話しします。
調べれば調べるほど、MMXへの期待が高まってきます。そこには、技術を積み重ねてきた人々への敬意と、まだ解けていない謎に迫る面白さがあるからです。
たくさんの人にMMXを知ってもらいたいなと思っています。

