子どもの天体観測デビューに。天体望遠鏡の前に双眼鏡がおすすめな理由
2026/08/05
天体望遠鏡は決して安い買い物ではありません。
そのため「買ってもすぐ飽きないかな?」という相談を受けることがあります。
そういった親御さんに、
「まず双眼鏡はいかがでしょう?」と、おススメしたいです。
私自身も、最初に勧められたのは双眼鏡でした。夜空をゆっくり眺める楽しさを知り、そこから星空の世界に夢中になりました。
双眼鏡は天体望遠鏡と何が違うのでしょうか。なぜ双眼鏡をおすすめするのか?
今回はそれを解説します。
双眼鏡で星空をさんぽしよう
双眼鏡と天体望遠鏡の楽しみ方は少し違います。
天体望遠鏡は1つの天体にフォーカスを当てて観測しますが、双眼鏡はもう少し広い範囲が見えるため星空をさんぽするイメージで見上げることができます。
天の川に双眼鏡を向ければ、見えなかった星の集まりが見えてきます。
すばるや星団、アンドロメダ銀河、彗星観察にも双眼鏡は役立ちます。
双眼鏡のメリット
双眼鏡のいちばんのメリットは、セッティングが簡単なことです。
ピントさえあっていれば、パッと取り出せて、パッと星を見ることができる。操作に困ることはあまりないでしょう。
天体望遠鏡に比べてコンパクトで、三脚なども不要です。置き場所にも困りません。
比較的軽い双眼鏡なら、小学校低学年のお子さんが、自分の力で月を探して楽しめます。
そして、バードウォッチングやスポーツ観戦・観劇など用途が広いのもメリットです。
双眼鏡のデメリット
天体望遠鏡を買う理由は「月のクレーターが見たい」「土星の環が見たい」という理由が多いと思います。双眼鏡では月や土星を見ることはできますが、細かなクレーターや環を見るには天体望遠鏡が必要になります。
のんびり星空をさんぽしたいときは双眼鏡。
1つの天体をじっくりと眺めたいときは天体望遠鏡。
どちらも良いのです。そしてどっちが合うかは、人それぞれです。
自分に合った楽しみ方が見つかると、飽きずに楽しめそうです。
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