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星空案内人の生成AI活用法:勉強会レポート

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星空案内人の生成AI活用法:勉強会レポート

星空案内人の生成AI活用法:勉強会レポート

2025/01/27

星空案内人のスキルアップコミュニティ「StarGuideLabo」では、毎月勉強会を開催しています。

今月のテーマは「星空案内人における生成AI活用」。生成AIの基本から具体的な活用例まで、講師として私が解説しました。

生成AIの使い方がわからない、効果的に使いこなせないという悩みを持つメンバーに向けて、具体的な活用方法やポイントを学び、それぞれが新たな視点を得ることができました。

生成AIとは?

AIとは人工知能のこと。そして生成AIは、データを基に新しいコンテンツや情報を生成してくれる人工知能のことを言います。

 

なんでもできるからこそ、何をしたらよいか分からない。
そういう状態の方が多いのではないでしょうか。
 

「正しくない情報もあるかもしれない」と二の足を踏んでいる人もいるかもしれません。

「AIを頼ったら、自分の思考が鈍くなる」と思っている人もいるかもしれません。

 

人がひとりで出来ることには限界があります。だから、チームを作って作業を分担して、得意不得意を補い合うと思います。間違っていたら、ちゃんと指摘します。人がチームに入ってくることで、業務が楽になることもあります。逆に仕事を奪われたと感じる人もいるかもしれません。

生成AIが入ってくるということは、同じ感覚です。
 

生成AIは、常にリモートワークで顔出し声だしNGのチームメイトです。
たまに知ったかぶりをするので、ちゃんとチェックしてあげないといけません。
特技は検索と客観視です!

 

特技は客観視と書きましたが、人が物事を考えるときには感情・価値観・こだわりがくっつきます。それが大切なこともあるけれども、客観的にとらえることも大切。そういった部分に対しては冷静に見てくれるのが生成AIなのだと思います。

 

勉強会の導入で、そういう話をしました。

 

日記の文章を生成AIに見てもらって、感情・気分を抽出してもらっている人がいました。

「そういう使い方もできるんだ~」と目から

生成AIを使いこなすためのポイント

生成AIを使うために大切なのは「プロンプト」です。

 

プロンプトはAIに対する指示や質問のことで、これが明確で具体的であるほど、AIはより正確で有用な応答を生成します。

人間であれば、前提条件をあらかじめ知っていたり、察していたりします。そのうえで、考え・返答します。AIはその前提がないので、細かく指定してあげたほうが良いです。

 

私はカウンセリングを受けていた時期があるのですが、カウンセラーの先生に自分の気持ちを打ち明けるときに、上司や友人についてを細かく話をしたうえで、本題に入っていました。

それは生成AIも同じだし、もっと詳しく前提を語ってあげたほうが精度が高くなりやすい。

 

YouTubeで、AIに「あなたは敏腕編集者です」と条件を与えている人を見かけました。

 

Canvaやnotion、Xなどに生成AIが入っているけれど、それらのAIは、あらかじめ「Canvaであるという前提条件」を埋め込んであったりするんだろうなと思いました。

特化させるプロンプトをあらかじめ入れ込むというか。。。(知らんけど)

星空案内人的 活用例

生成AIを使うためには、事例を知るのが一番手っ取り早いと思います。
星空案内人・星空ガイドとして、まず何ができるのかをまとめてみました。
 

  • ブログ、原稿、台本の文章校正
  • 文章のリズムを整える
  • 解説台本の内容を翻訳、子供向けの言葉に変換
  • ワークショップやトークのタイムテーブル生成
  • 星空案内のストーリーの生成
  • ステラリウムのスクリプト作成
  • イベント告知文の生成
  • 発散した自分の考えを整理整頓
  • 凝り固まった自分の考えに新しい視点をくれる
  • 感情的になった考えを客観視してもらう

 

星空解説の台本について不備がないか、子供向けの場合に難しい言葉が入っていないかをチェックしてもらうのが取り組みやすいと思います。その場合「小学校3年生向け」など細かく年齢を指定すると、そこまでに習う漢字・慣用句などを選別してくれるはずです。

 

星座解説のストーリーも作ってもらえると思いますが、情報源の中には間違ったソースも多いと思います。ウイキペディアが比較的最新であるそうなので、情報ソースはウィキペディアのみ・・・などの制限をプロンプトで指示してもよいかもですね。

 

また、ステラリウムなどのプラネタリウムソフトは、スクリプトというプログラミングして、自動で動かす機能があります。それを生成AIに作ってもらうことも可能だと思います。プログラミング苦手・・・という方はチャレンジしてみるとよいと思います。

 

また自分の思考を深める、広げる、整理整頓するなども助けてくれます。AIに頼ることで、自分のクリエイティブさは増します。そうすると、可能性が広がっていくなあと感じます。

まとめ

これらが勉強会でお話ししたことです。
 

  • 活用に活路を見いだせた人
  • 使ってみようという気になった人
  • 今の自分には不要だなと思う人

 

みんな、自分なりの向き合い方が見いだせたようです。それが勉強会の醍醐味です。

 

生成AIは、自分じゃなくても出来る・・・という部分を手伝ってくれて、余った時間や脳のリソースをクリエイティブなことに使って、新しいアイデアを生み出すことができます。

 

もし、いろんなことをたくさんやりたい!と思う人は、アウトソースできるビジネスパートナーとして、良き相談相手として活用してもらえたらなと思います。

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ブログ記事の執筆担当:伊藤うらら(WhitePiece代表/星のソムリエ)

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北神戸を中心に、天体観望会、ロケット教室などを企画・運営・講師をしています。
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