私は見逃したけれど、ガリレオは見つけた
2026/06/17
「え・・・点のままやん」
望遠鏡で初めて星を見た時、そう呟きました。
望遠鏡で見れば、星も大きく見えると思っていたからです。
実際にのぞいてみると、恒星は思ったほど大きく見えません。
私には「点のまま」に見えました。
でも、ガリレオ・ガリレイは同じぐらいの性能の望遠鏡で恒星を見た時と、肉眼との違いを記録に残していました。
それが「星界の報告」という本です。
一種の輝きによって照らされ、きらめく光線のたてがみによって周りを飾られているのである(星界の報告より)
ガリレオは恒星をこのように表現していました。とてもロマンチックです。
その言葉の使い方も、しっかり観察したからこそだと思います。
ガリレオは、恒星は望遠鏡で見ても大きさはあまり変わらない一方で、輝きは増して見え、6等星のような暗い星も一等星のように明るく見えると書いていました。
私は「点のまま」としか思わなかったのに、ガリレオはそのわずかな違いを見逃さなかった。その観察眼こそが、「近代科学の父」「天文学の父」と呼ばれる彼のすごさなのかもしれません。
改めて、恒星を望遠鏡でのぞいてみたいなと思いました。
次につながる問い
- 恒星と惑星では、望遠鏡での見え方はどう違うのだろうか?
- ガリレオはなぜ「近代科学の父」と呼ばれるのか?
- 望遠鏡で星が拡大されないのはなぜ?

