コルキットスピカ望遠鏡をつくろう|ガリレオの発見を追体験する
2026/07/29
2026年7月25日に開催した、星と宇宙の体験プログラム「コルキットスピカ望遠鏡をつくろう」の実施レポートです。
コルキットスピカは、長く親しまれてきた工作望遠鏡です。夏休みの工作教室として始めて、もう5年近く。これまでに100本以上のコルキットスピカを、子どもたちと一緒に作ってきました。
今回も、10組の参加者が全員失敗なく作りきりました。
イベントは、座学、工作、使い方レクチャーという3部構成です。
座学では、ガリレオの発見をベースにコルキットスピカで観察できる天体を紹介しました。
なぜ、ガリレオなのでしょうか。
望遠鏡を使った天体観測を広く知らしめた人物だからです。そしてコルキットスピカは、ガリレオが観察した月や木星などを観察することができます。
子どもたちは、ガリレオの発見を自分の作った望遠鏡でなぞる体験ができます。
それは単に「作った望遠鏡で月を見ましょう」ではなく、そこにガリレオのストーリーをのせ、追体験をする。
そこで得られる感動を大切にしたいと考えています。
座学が終わると、工作です。 コルキットスピカの工作は、小学校高学年ならひとりで作れる難易度です。
ですが、イベント参加者には低学年のお子さんも多く、ボンドで接着する工程が多いため、工程ごとに区切ってみんな同じペースで進めています。
丁寧に進めていくことで、きちんと作り上げることを大事にしています。
天体望遠鏡は、練習が必要な道具です。そのため、毎回練習時間を設けています。
天体望遠鏡にはいくつか使い方のコツがあります。
ファインダーを通して、見たい天体に照準を合わせること。ピントを合わせることなど。
今までの経験上、ピント合わせの答えが分からなくて悩まれる方が多い印象があります。
そういった部分を少しでも解消したくて、必ず練習時間を入れています。
最初は室内、時間があれば屋外に出ます。
遠くの景色を見た時の喜びは、やっぱり格別です。
いつもイベント時には、アンケートをお願いしています。
今回は、写真掲載の了承も兼ねていたため全員アンケートにお答えいただき、ありがとうございました。
とてもうれしかったのは、保護者の方、子どもたち全員が感想欄にコメントを入れてくださっていたことです。
そして子どもたちには、手書きでアンケートをお願いしました。
満足度は大人も子どもも100%、大人の方に伺った「大人向けの学びへの興味」も90%の方が興味を示してくれました。
保護者の方がおっしゃるように、キットを作るだけならお家でもできます。
でも、ガリレオの話や、使い方を盛り込むことで「もっとたくさん知りたい」という好奇心が膨らむかもしれません。
そして、親子で体験したという記憶が、お子さんの中で良い記憶になればいいなと思います。

