「わたしは、何を知りたいのか?」から始まる探究|コベカツ宇宙・天文部「ホシアソビの学校」部会レポート
2026/09/23
神戸市の中学校部活の地域移行「コベカツ」で、宇宙・天文部「ホシアソビの学校」を運営しています。
今回で2回目です。そして、月1回は無料体験できるようにと考えているので、体験しにきてくれている子もいました。(そして入部してくれてありがとう!)
さて、今回は「ガリレオになって月を見る」というテーマで、「見る」と「観察」の違い、月を使っての観察設計についてお話ししました。
どうやって「調べるのか?」という内容なので、少し概論に近かったかもしれません。
でも、「問い」を持つことが、観察の出発点であり、どんな小さなことでも「なんでだろう」と思ったことを、ちゃんと自分で捕まえることができれば、探究心はさらに大きくなると思っています。
そして、それは興味の幅が広がったり深まったりすることでもあります。
自由研究や観察の宿題は、そういった役割もあると思います。ただ、観察のために「問いを立てる」「自分の問いに、自分で気づく」ことが前提として必要であることは、教えてくれないことが多いかもしれません。
「○○を観察しましょう」と言われても、それは与えられた課題であり、自分から生まれた問いではありません。
それでも、観察する中で「なんでだろう」が生まれることはあります。でも、最初から自分の問いを持っているほうが、その先の思考や探究につながりやすいのではないかと思います。
それは観察ではなく、言われたものを「見る」で終わってしまう可能性もあると感じます。そう感じるのは私が子供のころ、「見る」で終わってばかりだったからです。
私は子どもの頃、自分の考え・問い・感情をうまく自分の中で捉えることができませんでした。捉えるまでに、とても時間がかかる子でした。
腹落ちするのに1年以上かかることも多かったため、学校の勉強ペースについていけませんでした。
でも、興味のあることに対して、学ぶスピードは早かった。そのため、学ぶペースは千差万別であることを、身をもって知っています。
そんな中で大切にして欲しいのは「わたしは、何を知りたいのか?」ということ。それこそが観察や探究のスタートです。
ホシアソビの学校に入部してくれる人は「宇宙」「星空」と言う大きな枠組みでは同じです。でもその好きを、もっとしっかりと見つめると「惑星が好き」「系外惑星が好き」「宇宙探査が好き」「万有引力が気になる」と、バラバラになる。
それは、部会では同じテーマを学びます。でもそこからくる「問い」は少しずつ違うと思います。そこから探究がはじまります。
部会はきっかけにすぎません。そこから、みんなの探究の旅が始まります。
今回は、そのことを少しだけ意識してもらえたら嬉しいなと思いました。

