星空案内人スキルアップコミュニティ 2024年定例会まとめ
2024/12/30
星空案内人のスキルアップコミュニティ#StarGuideLabo を主宰しています。
日本各地で活躍している星空案内人のメンバーが集まり、情報交換したり学んだりしながら繋がっています。毎月、zoomを使って勉強会を開催しています。
今年1年を振り返り、内容をまとめました。
入会を考えている方のご参考になればと思います。
2024年 定例会まとめ
1月: 今年やりたいことと、天文用語の連想ゲーム
前半は情報交換や今年の定例会でやりたいことを話し合いました。
後半は語彙力や専門知識を深めるために、一つの用語(彗星とか)を起点に連想を広げていくことをやりました。
みんなで連想を広げていくことをやるのって大事だなって思います。他の人がいるからこそ、「その発想はなかった!」ということが出てくるので視野が広がる。定期的にやりたいゲームでした。
2月:インタプリテーションをイワシロアヤカさんに教わる
星空イベントプロデューサーとして活躍されているイワシロアヤカさん。
彼女が学んできたインタプリテーションをシェアしてもらいました。
インタプリテーションとは自然を体験してもらう時のコミュニケーション手法の1つです。星空も自然のひとつなので、それを学ぶことで、ガイドとしてのスキルもアップデートされます。いろんな手法を学んでいる彼女からの言葉は、みんなのモチベがアップされたんじゃないかなって思いました。
3月:お金について
平塚博物館の学芸員、塚田健さんにアンバサダーをお願いしています。そんな塚田さんに自治体の予算の組み方、施策、スケジュール感について教えてもらいました。
こういう情報をベースに、やりたいことを自治体にプレゼンしていくことが大切です。協力してもらいたい施設、自治体、企業に対して「どんなメリットがあるのか」をどうやって明確にするのか。それを明示するためにどんな情報が必要なのかを知れた回でした。
ちなみに今回の定例会の学びのおかげで、今年の助成金での理由づけに対して、財団がかなり評価してくれました。ありがたやー
4月:視覚障害者向けの星空案内について
メンバーの中に、視覚障害者に対して星空案内を開催した方がいました。視覚障害と言ってもさまざまな方がいること、そういう方々にどうやって星を魅せるのか。
それらをシェアしてもらいました。
星空を見るという視覚的なことがベースの星空案内人にとって、本当に新しい視野だったと思います。
星を「さわる」という新しい観点を手に入れ、3Dプリンターを用いた月クレーター模型の制作のきっかけになりました。
5月:インバウンド向けの星空案内について
観望会をしていると、たまに外国の方が来られるという場所もあるようです。観望会は観光業と相性の良いイベントなので、インバウンドに対しての考え方や経験をシェアしてもらうことで、新しい企画なども生まれると思います。
外国の方が来たときにどう対応すべきか、言葉のチョイスはどうしようか、どんな話をすれば良いのか。
そういうことを話し合い、シェアした回です。
6月:西宮ガーデンズの観望会について
大型商業施設で毎年4回のペースで観望会を行なっている、星のソムリエ@西宮の世話人の方に、インタビューした回です。大型商業施設で開催するに至った経緯、施設の方との関係性、企画の作り方などなどたくさんのことをお伺いしました。
長く続けておられること、緻密な企画書などイベント運営のためのお知恵をいただきました。
7月:観望会お役立ちアイテム
コミュニティメンバー発案回です。観望会を行うにあたり、便利なアイテムをたくさんご紹介いただきました。
使いやすい懐中電灯、曇りの時に便利なアイテム。。。たくさんのアイテムがある中で、1つ紹介すると他の方が「こういうのもあるよ!」と芋蔓式に、新たな便利アイテムが出てくるのが、定例会の醍醐味だなと思います。
8月:彗星について
紫金山・アトラス彗星が近づいていたこの時期、平塚博物館の塚田健さんに彗星について教えていただきました。彗星について基礎知識より踏み込んだ知識を知ることができました。塚田さんご自身が彗星研究に従事されていたこともあり、相当楽しそうに解説されていました。
そして、楽しそうに解説されると、こっちもワクワクしてしまう・・・楽しくてしょうがなかったです!
楽しく解説する✖️楽しく聞くって最強!
9月:WEB・SNSについて
星空案内人を仕事にしていたり、イベントを企画運営しているメンバーが多いこのコミュニティ。広報活動するためのツールとしてSNSはなくてはならないものです。
その活用について、改めて知識を習得したり、情報共有をしました。
WEBはSEO対策など色々と必要です。私もたくさんアップデートせねばと改めて思いました。
10月:星のおねえさんに話を聞いてみよう
星空ガイドとして全国を飛び回り、活動をしている「星のおねえさん」こと八巻枝美さん。
ガイドとして生計を立てるまでに活動ができている彼女に、インタビューしました。
これまでの経緯を伺い、今までの経験がどんな風に活かされているか、ご苦労などもたくさん伺いました。そのお話を聞き、メンバーみんなのモチベーションが上がっていったのが印象的な回です。
11月:星空案内の組み立てについて
プラネタリウムソフトを用いた星空案内について、案内ストーリーの組み立て方法を学びました。
例として、定例会参加者が8つ星座をランダムにピックアップ(それぞれにピックアップした星座は内緒)
そして即興でその8星座を使って10分程度のプラネタリウム解説を塚田健さんがやってくれました。
すっごい職人技だった・・・
その解説をするにあたり、星座の方角、時間帯、星座のグルーピングなどを加味してストーリーを瞬時に練り上げていました。それらを掘り下げることで、自分自身がプラネタリウムソフトを使った案内をするときのストーリー作りに活かせると思います。
12月:今年1年の振り返り
1年を振り返ることは大事です。振り返ることで、今年を感謝し、来年へバトンが渡せるのだと思います。
メンバーそれぞれに振り返ってもらいました。
そこで感じたのは、みんな新しいスタートがきれたり、繋がり、広がりがあるような出来事が何かしらあったということ。
ワンネスっていう考え方があるけれど、自分が幸せなら誰かも幸せになれるし、みんなで一緒に「良き」を底上げできる。それが、コミュニティの良いところだと改めて思いました。
番外編:無料ワーク
3ヶ月後の自分を想像してジャーナリングをする新月ワークをやりました。今流行りのジャーナリングもみんなでやると新たな発見があって面白いと思いました。この回だけは外部の方も参加OKで無料開催しました。
まとめ
このコミュニティも最初から考えると随分と形が変わりました。
試行錯誤しながら、今の良い方向性に整ってきが感じがします。
#StarGuideLaboのの強みはスキルアップと共に、みんなの「人間力」が底上げされることなんだと思います。底上げってじわじわなので、振り返りをシェアすることで気づくことでした。
素晴らしいお仲間たちに感謝しかありません。
いつもありがとうございます。
そして来年もまた、みんながさらに飛躍しますように。
心からお祈りしながら、私も頑張りたいなと思います。
ご興味のある方はぜひ、ご入会ください🎵
これらのアーカイブが全て動画でご視聴できます。
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🌙 White Piece since2024
ブログ記事の執筆担当:伊藤うらら(WhitePiece代表/星のソムリエ)
⭐︎星空イベント コンサルタント
北神戸を中心に、天体観望会、ロケット教室などを企画・運営・講師をしています。
これまでに、のべ2000人超の方々に星や宇宙を楽しんでもらっています。
⭐️市民活動団体Zinnia(ジニア)として
「星と宇宙の体験プログラム」を北神戸田園スポーツ公園で運営中
⭐️2023年までの情報は宙ガールドットコム まで
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